**好きな人曰く…そこに山があるから登るのだ!!**

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唐突ですが……。

登山はお好き?

私?、えーとね…まぁ、ハイキング程度なら……(でも本当は登るってのが苦手で…ごにょごにょ)。

こんな私ですが、今日は香川県の“登山に人気の山”をご紹介してみようと思いまーす。

 

 

 

 

 

 

*飯野山(いいのやま)

香川に縁がある人だったら、きっと聞いたことがある山。

飯野山は、別名“讃岐富士”と呼ばれています。

流れるような裾野へのラインが美しい飯野山は、香川の人たちの自慢なんじゃないかなぁ。

丸亀市内だと特に、大抵どこからでも視界に入るこの山を、私の祖母はとても好きでした。

「なぁ、綺麗な山やろ~」って。

平成17年には新日本百名山に選定され、頂上には記念碑が建ってるそうです。

標高約422メートル。

丸亀市、坂出市どちらからも登山口があります。

山登りに慣れてる人だと約30分、慣れてない人や家族連れの人なんかだと、約1時間程度で、登れるようです。

途中には休憩のベンチもあるし、健康のために、なんと!!…毎日登る人もいるらしい!

当然山ですからね、結構な急勾配なところもあるようなので、無理をせずゆっくりゆっくり。

 

 

 

 

 

 

*五剣山(ごけんざん)

高松市にある、五剣山は、その昔の、修験の山として有名なところ。

一の峰までは、あまり苦なく登れるそうですが、その後に難所があるよう。

安直に考えないで欲しい…という趣旨からか、標識・看板等一切無いそうです。

四国八十八ヶ所85番札所、八栗寺(やくりじ)さんの山号であり、お寺さんの近くから、五剣山を仰ぎ見ると、まるで水墨画みたい!

私は、八栗寺さんから、見上げたこと“だけ”はあるんだけど、もうため息が出ます。

峰のかたちと山肌と緑のバランスが素晴らしい!

登山口も、八栗寺さんの境内にあります。

いくつか峰があるけれど、五剣山としての山頂部は、四の峰の山頂を言います。

切り立った崖・鉄のはしご・かなりな急勾配……厳しい山だけど、登った人にだけ見られる絶景があります(と、聞きます)。

一の峰より先へ進もうと思う人は、きちんと装備の準備をして行きましょう。

 

 

 

 

 

 

*大滝山(おおたきさん)

大滝山は、高松市と徳島県美馬市との境にあります。

香川の“みどり百選”に選ばれていて、山頂に四国別格二十霊場の20番札所の大瀧寺や西照(にしてる)神社があり、それを目指して、登山者も多いところです。

 

四国別格二十霊場とは…。

お大師さん(空海・弘法大師)が、八十八ヶ所以外にも、四国のあちこちに足跡を残していらっしゃいます。

それらを“番外霊場”と言い、こちらはこちらで、多くの人の信仰を集めています。

そのうちの20の寺院が集まって1968年に霊場として創られたのが“四国別格二十霊場”。

で、もうひとつ…八十八ヶ所にこの二十霊場を足すと、人間の煩悩百八つと同じ数になることから、両方併せてお参りすると良い……とも言われてるそうですよ。

 

お話戻って…

山頂付近は、香川県の“大滝大川県立自然公園”に指定されている国有林で、けやきや、やまざくらなどの原生林…特にブナの林が美しい、高山植物や鳥類・昆虫などの自然観察も楽しめます。

標高約946メートル。

ふもとには、キャンプ場があり、登山口もそこからになります。

登って降りるのに時間は結構かかりそうですが、比較的整備された山道に、案内板もきちんと出ているので、自分のペースで登山を楽しむことができますね。

 

 

 

 

 

 

*大麻山(おおさやま)

この大麻山は、金刀比羅宮(こんぴらさん)の奥社を経由して登ることもできる山。

香川県に旅行したら、こんぴらさん行くでしょー。

あら、足腰に自信あるし、階段だけじゃなくて、そのまま登山もしちゃおうかしら……。

なんて人は、黄金の抱き合わせ!!!(オイ)

標高約616メートル。

急な勾配もありますが、なだらかなハイキングコースというのも整備されてるそうです。

ふもと一帯には、多くの古墳が点在し、山頂には八重桜があり、4月下旬から5月上旬にかけて見頃になります。

丸亀平野を一望しながら、八重桜も楽しむ…そんな時期に行ってみたい山ですね。

 

 

 

 

 

 

*雲辺寺山(うんぺんじさん)

シャレじゃないんですけどね……(笑)。

こちら、八十八ヶ所66番札所“雲辺寺さん”が、まさに山頂近くにある山。

標高約916メートル。

冬は雪もかなり降ってスキーやスノボもできちゃうようなところ。

さぁ、山麓から山頂までロープウェイですいすーい~っと行っちゃう……。

んじゃなくて、歩くんですよね(^-^;

登山口はこのロープウェイ横からの道と、観音寺市池ノ内、大野原町落合からもあります。

大野原町落合のほうはお遍路道で、季節があえば、やまざくらやつつじが楽しめます。

ロープウェイ口のほうは、ちょっと急な坂が多いので、大変かな…。

雲辺寺さんの手前で、500羅漢さんがお出迎えしてくれます。

どちらも大人の足で、大体2時間ほどのコース。

 

私事だけど、父がよくこの雲辺寺さんのことを話していました。

もちろん、ロープウェイが無かった時代から山に登り、ロープウェイができてからも、

「あーんなもん乗らん!」

と、歩いて何度も登ったことを、自慢げに話してた山。

今となっては、懐かしい口調を思い出します。

 

 

登山やハイキングに人気の山は、香川県にも四国にも、まだたくさんあります。

どんな山も、コースは楽だと思うかキツイと思うかは人それぞれ。

過信せずに、楽しく登山して下さいね(*^-^*)


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