こんぴらさん…日本各地にどれくらいあるんだろう?

全国津々浦々、“こんぴらさん”と名のつくところは、どれくらいあるんだろう?

 

*金刀比羅宮

さ、こちらは、香川県仲多度郡の象頭山の中腹に鎮座まします“金刀比羅宮”。

この“香川県琴平にある”こんぴらさんを、いろんな角度から調べたり、情報を得ようとすると……

 

  この金刀比羅宮は全国にある金刀比羅神社、

金毘羅神社あるいは琴平神社の総本宮なのです…

 

ね!

つまりは、日本全国に金刀比羅宮のこんぴらさんの…そうだなぁ、言うなれば子供たち?、が結構いる…らしい……。

 

ってことで、まずは、

*金刀比羅宮 出雲分社

島根県出雲市斐川町直江町1067-3

電話番号 0853-72-8108

JR出雲市駅より、車で約20分

 

山陰地方に信者の人たちが増え始めたことから、明治12年、金比羅宮教会講社集会所が設立されました。

明治15年には、金刀比羅宮崇敬教会と改称、明治22年、大物主神・崇徳天皇の神霊をお迎えし、八幡神社を合祀して金刀比羅神社と改称、金刀比羅宮境外末社に加えられました。

 

*金刀比羅宮 神戸分社

兵庫県神戸市兵庫区福原町30-5

電話番号 078-575-6639

JR神戸駅 徒歩約10分(市バスで近くまで行けるようです)

市営地下鉄湊川公園 徒歩約3分

 

明治15年、兵庫区福原町に金刀比羅宮遥拝所を兼ねた、崇敬講社福原集会所ができました。

その後、明治21年に金刀比羅宮境外末社に加えられました。

戦争の被害、阪神淡路大震災の被害にあいましたが、様々な援助を受け、復興し「福原のこんぴらさん」と現在まで親しまれています。

 

*金刀比羅宮 松山分社

愛媛県松山市新立町3-14

電話番号 0899-31-6770

JR松山駅より車で約15分

 

江戸末期の頃から、松山城主はじめたくさんの人たちの信仰をあつめ、金刀比羅宮遥拝所として…伊予路におけるこんぴらさん信仰の拠点として栄えていました。

そして、明治11年頃には、名称、金刀比羅宮崇敬教会松山支教会となり、変わらず長い繁栄が続いていたと言われています。

その後、昭和41年、分社となりました。

 

*金刀比羅宮 尾張分社

愛知県一宮市大字瀬部字四日市場17-2

電話番号 0586-78-2580

名鉄名古屋本線尾張一宮駅下車

JR東海道線尾張一宮駅下車~名鉄バス金比羅前下車

 

文化9年頃、この土地の豪農であった、平田家の邸内の祠として、祀られていた…と記録があるそうです。

その後も長く平田家が邸内にて御守りしてきましたが、信仰する人たちが年々増えてきたため、神社として認められ、明治23年に末社に加えられました。

 

*金刀比羅宮 鳥羽分社

三重県鳥羽市鳥羽2-12-20

電話番号 0599-25-2253

近鉄・JR鳥羽駅より車で約10分(徒歩だと約20分)

 

東海地方でも、特に伊勢志摩の地域の崇敬者の人たちの強い願いのもと、昭和31年、近鉄の援助も受けて樋ノ山に奉斎されました。

ここは、とても風光明媚なんだそう。現在まで分社として、この景色とともに土地の人たちに愛されています。

 

*金刀比羅宮 東京分社

東京都文京区本郷1-5-11

電話番号 03-3811-2038

JR水道橋駅下車 徒歩約5分

都営地下鉄三田線水道橋下車 徒歩約3分

 

文政2年頃、板橋市左衛門の邸内にある祠として、祀られていたものがはじまりと言われています。

信仰する人たちの増加にともない、明治13年、末社として認められました。

明治23年には神田和泉町から深川小石場町に移され、「深川のこんぴらさん」と言われた時期も。

昭和20年に戦争の被害にあい、焼失してしまったことから、讃岐高松藩の邸内祠として祀られていた水道橋金刀比羅神社と深川のこんぴらさんをあわせ、昭和39年、文京区本郷に遷座。

それからは「水道橋のこんぴらさん」の愛称となっています。

 

 

こんなにあるんだね…。

不勉強な私は、“分社”という言葉を知りませんでした。

ご紹介した中で、東京のこんぴらさんには行ったことがあるんだけど、それでも“分社”ってわからなかった(^-^;

調べて出かけて行ったんじゃなくて、たまたま近くを通って気が付いて寄ったんだけどね。

鳥居さんをくぐったら、なんだか空気が違って、都会の真ん中なのにとても癒されたのを憶えてる。

今回、いろいろと調べて思ったのは、みなさんきっとできれば一度は、本家のこんぴらさんへ“しあわせまいり”したい…。

気持ちはあっても、例えば体調に自信が無かったり、金銭的に難しかったり…むかしなら、もっと時間が掛かっただろうから、お仕事をお休みできなかったり……。

そんなときに、四国よりは近い場所に、おまいりできる場所がある。

それはとても心の支えになったんだろうし、“分社”であっても、お願い事をして、笑顔になれる…それは、まさに“しあわせまいり”なんだなぁ。

だからこそ、どこの分社も長きにわたって、愛され、信仰されてる。

もちろん、四国香川のこんぴらさんへも、行ってみて欲しいなって思うんだけど、分社をめぐる…なんて旅も楽しいかもしれないね~。

あなたの家は、どこの分社が近いかな?

 

こんぴらさん…すてきな列車に乗ってみたーい!!

昨今、日本全国様々な企画のイベントがありますよね。

こんぴらさんで有名な四国、香川県のそんなすてきな企画のひとつ。

 

*四国まんなか千年ものがたり

“遊山”って言葉、聞いたことあると思います。

“小旅行”じゃなくて“遊山”。

言葉が違うだけで、まったく別の“楽しいこと”のような気がしませんか?

 

徳島では、むかし、人々が桃のお節句の時期にお弁当を持って近場の山や浜に出かけていました。

緑ゆたかな山だったり、浜辺で波の音を聞きながらだったりしながら食べるお弁当……。

今の私たちが、例えば遠足なんかで食べるのと同じように、いつもより少し美味しく感じたんでしょうね~。

そんな“遊山”、のんびりと…もっと四国の歴史を目からも味覚からも“味わって欲しい”。

“おとなの遊山”があったらきっとすてき!

そんなコンセプトから生まれた企画が、“四国まんなか千年ものがたり”。

車内では、自然ゆたかな景色を眺めながら、地元食材にこだわったお食事だったり、おつまみ、工芸品など、思いのこめられた品々が用意されています。

(写真は一例)

運行区間は、香川県の多度津駅~徳島県の大歩危駅。

この区間は、四国山地を横断する予讃線のちょうど真ん中あたり。

沿線にはお大師さん(弘法大師)生誕の地と言われる善通寺さん、今もむかしも大勢の人たちに信仰されているこんぴらさん(金刀比羅宮)、平家落人の伝説が今も語られ、最近ではまたあらたな注目を浴び、映画などでもとりあげられている祖谷(いや)地方……。

そんな千年以上の文化や景観の目的地をイメージしてつけられた列車の愛称を、ご紹介。

 

*そらの郷(さと)紀行

香川県多度津駅~徳島県大歩危駅への、みどり色が先頭車両の下り列車。

徳島の人たちは、自分たちの住んでいる場所より高いところを“そら”というんだそうです。

西部の険しい山岳・そこにある集落が、いつしか“そらの郷(さと)”と呼ばれるようになったこと…その“そらの郷”に向かう列車だということ……それが「そらの郷(さと)紀行」の由来です。

 

多度津を出発した列車は、五岳山、讃岐富士とよばれる飯野山を眺めながら善通寺へ。ここはお大師さん生誕の地。

それから、こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮のある琴平に到着。

ここで、四国まんなか千年ものがたり専用待合室でウェルカムドリンクの嬉しいサービス。

(このサービスは事前にお食事の予約をした方に限るようです)

 

琴平を出発すると、お食事の予約をしている方は、こんぴらさん境内にあるレストラン“神椿”シェフ特製の「さぬきこだわり素材のよう洋風料理」を楽しむ時間。季節季節で趣向をこらしたお料理が楽しめるそうですよ。

 

列車は、讃岐山脈を越え、秘境坪尻駅でスイッチバックを体験。

四国第二の大河“吉野川”に沿って進み、小歩危・大歩危の渓谷美を眼下に、そらの郷・秘境祖谷への入り口である大歩危駅に到着…約2時間30分の旅です。

(ご紹介のいくつかの駅を通りますが、降りられるのは終点の大歩危駅のみ)

 

 

*しあわせの郷(さと)紀行

徳島県大歩危駅~香川県多度津駅への、あかいろが先頭車両の上り列車。

琴平駅は、こんぴらさん(金刀比羅宮)の玄関口の駅。

こんぴらさんは、“しあわせまいり・しあわせさんこんぴらさん”というキャッチフレーズでも有名ですよね。

そんなこんぴらさんと、香川県の豊かな自然・里山のあったかい空気感から「しあわせの郷(さと)紀行」と名付けられた上り列車。

 

大歩危駅を出発すると、国指定天然記念物であり名勝というふたつの冠をいただく大歩危。

続く小歩危峡を進み、日本一の狸のさとを目指す(!)阿波大口で、この地の狸…もとい地元の人たちとの交流の時間があります。

事前予約された方は、遊山箱に入った日本料理“おとなの遊山箱”を頂けます。

 

地酒で有名な阿波池田、吉野川を過ぎると、下り列車同様、スイッチバックの駅坪尻。

長いトンネルを抜ければ、そこは里山風景が広がる讃岐の国。

琴平・善通寺と過ぎて多度津着…約3時間の旅です。

(上りは、乗車は大歩危駅のみ、降車は琴平・善通寺・多度津でできます)

多度津は、讃岐鉄道発祥の地なんですよ。

 

 

問い合わせは…

JR四国電話案内センター 0570-00-4592

営業時間 8:00~20:00  基本無休

なお、

お食事の関係は、087-825-1162まで。

営業時間 10:00~18:00(平日)・10:00~17:00(土日祝)

その他、全国旅行社・みどりの窓口等でも相談に乗ってくれるんじゃないかな。

 

 

行きたい!

乗りたい!!

食べた~い!!!

ゆったりとした景観を眺めながら、お食事頂いて、お酒なんかも飲んじゃって…。

わいわいと行っても楽しいだろうし、私はね、これ、ひとりで行ってもまた楽しめるんじゃないかなって思う。

誰にも邪魔されずに、自分だけの贅沢な時間。

「四国まんなか千年ものがたり」、大・大おススメでーす♪

 

**こんぴらさん…桜の桃色に山々の緑に会いに行こう**

金刀比羅宮(こんぴらさん)の数多い年間行事のひとつ…桜が綺麗な春に“桜花祭”なるものがあるのを知りました…。

知ってました?

*桜花祭

 

毎年4月10日に行われるお祭りで、讃岐の…こんぴらさんの地に、春がやってきたよ~、春を楽しもう!

そんな趣旨のお祭り。

 

“金刀比羅宮”ホームページ等のお話によると、

4月10日に齋行される金刀比羅宮の特殊神事「桜花祭」は、鎮花祭(ちんかさい)です。

この鎮花祭は、遙かむかし…崇神(すじん)天皇の時に始まり、平安時代の頃に最も盛んだったそうです。

当時は、陰暦の3月になるとあちこちで、疫病が流行っていました。

これを鎮めるために行疫人(ぎょうやくにん)である大神(おおみわ)・狭井(さい)の2神を祀る宮中行事だったものが、神社にも伝わったと言われています。

別名「はなしずめのまつり」とも呼ばれてるんですって。

流れとしては……。

朝の9時半から神職・巫女さんたちが、伶人の演奏音楽とともに、大門から御本宮まで優雅に行列、参進します。

神職のみなさんは冠に桜の花、巫女さんたちは桜の枝を手に持っての行列。

これは、桜の開花時期が4月10日ぴったりなら、なおさらのこと…もしも開花がずれて葉桜な年でも、“桜色の行列”で春を楽しむことができるんです。

 

祭典では、川や海・山野の神饌(しんせん・神さまにお供えする飲食物のこと)を奉り、斎主が祝詞を奏上し、その後続けて「大和舞(やまとまい)」、「八少女舞(やおとめまい)」を奏進します。

なお、雨天の場合行列は中止になるとのこと。

春は、お天気が不安定だから、私が行くときは、雨降るな~~(すでに行く気満々)。

 

ふんわりとした桜の屋根の下…。

そこを通る行列は、きっと異空間にいるような気分になるのかもしれませんね。

 

それにしても、この季節のお天気の難しさよ…。

私は、3月のお彼岸の時期か、真夏のお盆の時期に、香川県に滞在してることが一番多いのだけど。

“お天気と開花”…このタイミングは難しい!

 

*善通寺さんの涅槃桜

こんぴらさんから比較的近いところに、85番札所“善通寺さん”があります。

私は、ここは“帰省=善通寺さん”というくらいに、絶対に外せない場所で、当然お彼岸の時も、お盆の時もおまいりに行くのだけど…。

まぁ、春は3月20日前後なんでね、満開を期待はしちゃいないんだけど、少しでも桜のつぼみがほころんで笑ってくれてたら嬉しいじゃないですか~。

母たちとも、

「もう何日かで少し咲き始めそうだけどねぇ…」

なんて話しながら、たくさんのつぼみを見上げて後ろ髪をひかれながら、帰ってくるのが少し残念なんです。

*旧金毘羅大芝居「金丸座」

 

桜花祭のころに行われるのが、四国こんぴら歌舞伎。

中々席がとれないのと、私的には決してお安くない…そこを頑張って二度ほど観に行ったことがあります。

たしかどちらも、初日に近い4月初旬くらいだったかな……。

(こんぴら歌舞伎は、4月の約ひと月興行があります)

それはそれは、桜、綺麗でした~。

満開を過ぎ、山から吹かれてくる風で、花びらがくるくると踊って落ちて。

まさに、桜吹雪の中を、近くの駐車場から、金丸座まで歩いたなぁ。

言うなれば、この時は、タイミングがぴったりとあってたんでしょうね。

 

*こんぴらさん「桜馬場」

こんぴらさん近辺の桜の名所……探して回るのも楽しいけど、なにより、こんぴらさんが桜の名所!

広い境内には約3500本もの桜。

順々と開き、満開になる時期、おまいりがてら表参道・裏参道・神苑などなど、ゆっくりと歩くお花見、おススメです。

表参道の「桜馬場(さくらのばば)」は、見事で、この桜の下、何度も行きつ戻りつしたくなってしまう。

何が残念って、宴会禁止なんだよねぇ(T_T)(笑)。

 

おまいりを終えて、下まで降りてきて、ふと振り返ったら……。

境内散策の道から外れた山間の桜が、ポッと頬を染めてるみたい。

そんな景色を遠くから眺めるのもまた、癒されるひと時。

桜って本当にどこにでも植わってる…咲いてるんだなぁって、春がくると思いません?

桜で心があったかくなると、日本人なんだ…なんて思います。

同じように見える桜も、その土地その土地でいろんな歴史や顔がある…

こんぴらさんの桜色を見に行きませんか~。

 

**こんぴらさん…文学の時間。美味しいお店もご紹介**

ところで、琴平が文学色ゆたかなところだって知ってました?

例えば……

*「金刀比羅参詣続膝栗毛(こんぴらさんけいぞくひざくりげ)」

作者は「東海道中膝栗毛」で有名な十返舎一九。

前作同様、おなじみの“弥二さん喜多さん”が、「東海道中…」で到着した大阪から、今度は金刀比羅に向かうってお話。

見どころは、当時の道のり…海から船で丸亀に渡る場面やら、途中の旅籠屋・茶店なんかで出会う人たちとの滑稽なやりとり…中でも方言でのやりとりに注目!

「東海道中…」は本格的なものから優しめのタイプまで幅広く出ていて、私も学生時代に読んだことがあるのだけど、“弥二さん喜多さん”が動けば、なぜか行く先々でハプニングが起こる!

それが面白くて一気に読み進めた記憶があるから、この「金刀比羅道中…」も、現代訳(わかりやすくなってる)ものがあったら、読みたいなぁ。

 

*「金毘羅船利生纜(こんぴらぶねりしょうのともづな)」

十返舎一九に続き、こちらは滝沢馬琴著。

滝沢馬琴といえば「南総里見八犬伝」が有名ですよね~。この物語も好きだったなぁ…。

大まかなあらすじは、金毘羅への道中、船の中で旅人が、他の旅人たちに語り始める…。

その内容は、日本と中国、そして時空までも超えてのSF大作ばりに奇想天外だった…。

どうやら「西遊記」を訳して聞かせてたらしいのだけど、聞かされた旅人たちは、それこそ“なんじゃそりゃ~”てな感じだったでしょうね(笑)。

冒険活劇…それも、お猿にかっぱに豚さんに…坊主!……私、今でも定期的に読み返すくらい大好きな一冊。

ちなみに、「西遊記」で孫悟空が産まれた“花果山”が“象頭山”!!!

これ知ったら、次回からこんぴらさん行く度に、単純な私は脳内に、孫悟空が飛び出してきちゃうよ(笑)。

これも、読みやすいタイプあったら、読みたーい!

 

きっと、他にも“琴平”、“こんぴらさん”が出てくる小説あるんでしょうね。

 

 

そして、今もむかしもたくさんの人たちが、おまいりに足を運ぶこんぴらさん。

その中には、現代までも名を残す文学者も、もちろんいました。

そんな文学者たちの足跡が、句碑になってるんです。

*小林一茶句碑

(こんぴらさん表参道を宝物館に入る角にある)

 

「おんひらひら 蝶も 金毘羅参哉」

寛政六年(1794年)に、旅の途中、一茶のうしろを蝶がひらひらとついて来ていたのを詠んだ句。

可愛らしくてわかりやすいですよね。

“おんひらひら”というのが、これからこんぴらさんへおまいりに行く、少し浮足立ってる様子は、人間も蝶もおんなじ……そんな気がします。

 

*与謝蕪村句碑

(公会堂、藤棚にある)

 

「象の眼の笑いかけたり山桜」

何度か讃岐を訪れた蕪村が、景色を詠んだもの。

“象の眼”は、やはり象頭山の、ちょうどそんなあたりに、山桜があって、春にはふわりと咲いていたのかも。

 

*北原白秋歌碑

(奥社への参道にある)

 

「守れ権現夜明けよ霧よ山はいのちのみそぎ場所」

このひと節(と言うのかな?)、慶応大学山岳部歌の出だしにも使われているんです。

もちろん、北原白秋作詞の歌なんだけど、遠く離れた慶応大学とこんぴらさん。

同じ言葉が、こうして大切にされてるというのは、不思議な気がします。

歌碑の文字は、書の大家、安東聖空によるもの。

 

*入江為守歌碑

(裏参道の時雨丘にある)

 

「あまねくもふれわたらむ神のます ことひら山のゆふたちの雨」

入江為守さんとは、明治から昭和の前期において貴族院議員・官僚・歌人と広く活躍された方。

東宮侍従長子爵でもあったそう。

そうねぇ…

この世の隅々までお守りくださる神様がいらっしゃる、ことひらの山に夕立ちの雨が降ってる……。

この雨は、優しい雨なのか、それともしっかりと強い雨なのか。

 

*吉井勇歌碑

(宝物館奥の裏参道にある)

 

「金刀比羅の宮はかしこし 舟人か流し初穂をささくるもうへ」

吉井勇は、京都ゆかりの歌人。いくつかある記念館のひとつが、同じ四国、高知県香美市にもあるようなので、興味を持った方は、足を伸ばしてみるのもいいかも。

これは、こんぴらさんに伝えられてる“流し樽(金毘羅樽)”のことかなぁ。

金刀比羅におまいりにこられない人たちが、お神酒の樽を海に流すと、ちゃんと届く…。

なんともロマンティックというか、さすがの信仰の地のお話ですよね~。

 

 

いくつか、ご紹介したけど、日本語って綺麗だし、いいなぁって思いませんか?

昔の難しい言葉や言い回しも、少し柔らかく考えると、その意味に感動しちゃうときがあります。

あ、解釈は私なりのものなので、悪しからず!

それぞれがまた違った考えを持つのもいいもんです。

 

 

さてさて、少し働かせた頭を休ませましょ。

*カフェ&レストラン 神椿(かみつばき)

電話番号 0877-73-0202

基本的に無休(レストランは月曜夜休)

営業時間

カフェ 9:00~16:50

レストラン 11:30~14:00、17:00~20:00(夜は前日15:00までの予約制)

 

金刀比羅宮境内にある、唯一の飲食店。

運営は、お味は大好き資生堂パーラー♡

一階がセルフスタイルのカフェで地下一階がレストラン。

セルフだからとて、あなどるなかれ~。

さすがの資生堂パーラー。メニューも充実。

神椿パフェはぜーったいに食べて欲しいし、サンドウィッチも美味しいの。

時間的にカフェしか行ったことないんだけど、いつかレストランの方でも食べたいと思ってる。

あぁ、書いてる今も、食べたくなる(笑)。

 

あ、神椿行ったら、

一面の陶版壁画…椿を模してるんだけど、見事だから、必見!!

 

ゆっくりと句碑や歌碑をめぐって、カフェで甘いものや美味しいもの…。

こんぴらさんのそんな楽しみ方もいいでしょ(*^-^*)

 

こんぴらさんはこんぴらさんだけ?……じゃなかった!!!

門前町を歩いてると、ついつい寄り道したくなるんだけどね…。

とりあえず(なんて言ったら神様に怒られそう(^-^;)、おまいり行って来よう。

 

*鳥居さんの看板は黄色

こんぴらさんのシンボルカラーは黄色って知ってた?

稲や麦の色を表してるらしいんだけど、黄金色…なんて表現もするし、なんだか色までご利益ありそう。

登りながら、あちこちにある“黄色いもの”を探すのも楽しいかも~。

 

金刀比羅宮は、四国は香川県、琴平に象頭山の中腹にある神社。

商売繁盛・五穀豊穣・縁結び・海運……と多くのご利益があると言われていることもあり、今もむかしもたくさんの参拝者の方が、ここを訪れます。

*たくさんの船の写真

特に、海上交通の守り神様として、漁師さん、船員さん…戦時中は海軍の…といった関係者の信仰もあついと聞きます。

*御本宮

てくてくとまずは、御本宮へ。

ここまでの階段数は785段。途中の長い階段は、昔のつくりで結構急だから、ゆっくりと足もと気を付けて~。

御本宮の前には、わ~~って景色が広がるから、それも楽しんで。

*厳魂(いづたま)神社(奥社)

御本宮からさらに続く参道を、もうひと息行けば、奥社到着!

ここまで合計階段数、1368段。

心に思うこと、叶えたいこと…しっかりお願いしたら、また気を付けておりましょう。

 

 

もはや、“広い”なんて言葉、ちゃんちゃら笑っちゃう表現だけど……広い(笑)境内には、様々な見どころもあり、そのひとつが…。

*表書院

金刀比羅宮表書院

営業時間 8:30~17:00(入館は16:30まで)

基本的に無休だけど、展覧会の前後、準備期間なんかはお休みの場合も稀にあるらしいので、心配な方は、問い合わせて出かけて下さい。

 

少しかための説明ですが…

こちらの建物は、入母屋造、檜皮葺で萬治年間(1658~1660)の建築と言われています。

金毘羅大権現に奉仕した別当金光院が、様々な儀式や参拝に訪れた人たちとの応接の場として使用していた客殿でした。

内部に描かれた障壁画は、丸山応挙によるもの。

応挙晩年の秀作であり、重要文化財に指定されています。

ほか、邨田(むらた)丹陵(たんりょう)の障壁画もあります。

お庭もね、ため息……。

表書院の門をくぐると、金刀比羅宮境内でありながら、また違った空気感を、きっと感じると思います。

たくさんの貴重な作品もあり、一度は行ってみて欲しいなぁ。

 

*琴平町立歴史民俗資料館

開館時間 9:00~17:00

休館日 火曜日・年末年始(12月29日~1月3日)

駐車場 12台

 

日本最古の芝居小屋といわれる“金丸座”の跡地に立つ、琴平町文化会館一階にある資料館。

琴平町の歴史や文化、四国こんぴら歌舞伎大芝居の資料、江戸時代の琴平の街並み模型…等々。

館内はあまり広くはないのだけど、へぇーって。

考えたらさ、琴平へ来て琴平の文化を知る…基本だよねぇ……。

展示の仕方もわかりやすくて、本当に難しく考えなくても、歴史の勉強ができる資料館です。

 

 

 

**こんぴらさん周辺、知ってたら便利…見て楽しいところ**

琴平の…こんぴらさんまいりだけじゃなくて他にもね……。

見ておいて損は無し!

だったり、

こんな施設あるんです…

なんてものをいくつかご紹介。

どんな順番で行こうかな。

まずはまずは…やっぱりこんぴらさんまいりでしょう。

 

さぁ、足腰と気持ちの準備はできた?

出発!

急がなくても神様はちゃんと待っててくださるから。

一段一段踏みしめて(うしろに落ちないようにね)。

こちら、御本宮まで、785段。

少し中休み。

ここからは、広々とした景色も眺められるの。

気持ちが途切れないうちに、休憩切り上げて、厳魂(いづたま)神社(奥社)までもうひと頑張り。

ここまで1368段。

まだよまだよ…。しっかりお祈りしたら、気を付けて下まで帰ってきてね。

足腰に自信がなかったら、途中まで駕籠に乗ることもできるんだよ~。

お疲れ様です(*^-^*)

どんなお願いした?

ここ、金刀比羅宮は、五穀豊穣・商売繁盛・縁結び・海の安全…ってたくさんのご利益があるから、私のお願いも、皆さんのお願いも、聞いてもらえたらいいな。

 

 

さて、琴平へは電車に乗って来たかな?

*高燈籠(たかとうろう)

 

JR琴平駅からも、ことでんの琴平駅からも近く。

すーごい迫力でしょ!

これは、木造の燈籠としては、日本一の高さ!!

国の“重要有形民俗文化財”に指定されています

この燈籠は、瀬戸内海を航海する船の指標として1800年代に建てられ、船に乗る人々にとっては、こんぴらさんを拝む目標灯でもあったんですって。

今よりもっともっと危険だった海の旅。航海する人たちのこころの支えになってたんだろうなぁ。

高く石を積んだその上に、木製の灯台が築かれ、内部は三階建て。

中も気になるとこだけど、残念ながら今は、外からの見学のみ。

石積みの部分には、江戸時代の落書きが残ってるそうなんで、私も今度探してみよう~。

車で来た方も、ぜひぜひ。

*琴平町公会堂

〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町975-1

電話番号 0877-75-2056

営業(開館)時間 8:30~17:30

休館日 土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)

駐車場 約15台

 

ことでん琴平駅から徒歩約10分。

もうね~、こういう建物大好きな私には、たまらん場所。

この公会堂は、昭和九年に建てられた木造日本建築。

国の登録有形文化財です。

春には、背景となる山の緑色に、庭園の桜の木々のピンク色が重なり、あでやかでぜいたく…まるで一枚の絵のよう。

古き良き外観を楽しむだけじゃなくて、現在も様々な催しや集会なども使用されているところがすごいなって思います。

金刀比羅宮参道からも近いので、おまいりがすんだら立ち寄りたい場所です。

休館日その他、心配な方は問い合わせて下さい。

 

*ヴィスポことひら

〒766-0003 香川県仲多度郡琴平町五條1022番地の1

電話番号 0877-75-0010

営業時間

月曜~金曜 10:00~23:00(受付は22:30)

土日祝日 10:00~21:00(受付は20:30)

休館日 火曜日

 

こちらは、観光ではなく、琴平にはこんな便利な施設もあるよ~ってお話。

“ヴィスポことひら”は、多種目・多世代が利用できる大規模スポーツクラブ。

思えば、学校というものを卒業すると、極端に減ってしまう運動量。意識的に少し運動したい…とか、あんなスポーツ、やってみたいけど、どんななんだろ? なんてとき、気軽に利用できる施設なんです。

広い敷地内には、お散歩が楽しめる“かたらいの森”や、わんこ連れでも楽しめる“ドッグラン”。

案内マップを見ても、コンセプトのひとつ「多種目・多世代に」というのが、ちゃんと当てはまりますよね!

 

多種目のスポーツを案内してくれる、曜日ごとのタイムスケジュールもあるので、気になるものがあったら、まずは覗いてみるといいかも。

(タイムスケジュール等詳細は、ホームページに記載されてます)

 

場所は、JR琴平、ことでん琴平両方から約25……そうだなぁ、女性がゆっくり歩くと30分くらいはかかっちゃうかな。

琴平駅を軸にすると、ちょっと遠いですよね(^-^;

実は、2018年3月いっぱいまでで、町内送迎バスは廃止になってしまうそうです。

うーん…。やっぱり車社会なのかなぁ。

私みたいに、車の運転しない人は、どうしたらいいのかしら…。

徒歩で30分くらいだったら、お天気のいい日は、自転車とか。

例えば、観光で来てて、ちょっと覗いてみたいなぁって時はとりあえずタクシーで行ってみる。

地元の方は……私より詳しいですもんね。

琴平って、正直情緒ある古い町ってイメージだったんだけど、こんな素敵な施設もあるんだって、私も知ることができて、勉強になりました♪

 

**こんぴらさんは、金刀比羅宮だけじゃないんだよ~**

こんぴらさんに行こう~、ってなった時。

皆さんの中での“こんぴらさん”って、どこでしょう?

おまいりする、金刀比羅宮?

“こんぴらさん”って見たり楽しんだり食べたり……。

あの街全体のことかなぁって私は思うんだけど。

 

“しあわせまいり、こんぴらさん”

金刀比羅宮は、香川県の琴平にある神社。

神社は全国に数あれど、ここは、むかしむかしから現在まで、たくさんの人たちが足を運ぶ…今風に言えば“パワースポット”。

商売繁盛・五穀豊穣・海運の無事・縁結び…などなど。

たくさんのご利益があると言われ、だからこそ、それぞれが胸に抱える願い事をお願いしにここに集うのかな~。

*厳魂(いづたま)神社(奥社)

こんぴらさんっていえば階段話、書かなきゃね!

スタートから、第一のゴール(と私は呼ぶ)の御本宮までが785段。

そして、最終ゴールの奥社までが1368段!!

ゆっくりと歩いて…階段を登って……足もとばかり見てないで、周りを見れば、木々の緑。

第一ゴールの御本宮までたどり着けば、暑いときは暑いなりに…寒いときは寒いなりに……。

季節の風を感じながら絶景を楽しむ。

ひと息休んだら、奥社まで頑張れ~~!

もし、足腰に自信が無い方は、途中まで駕籠もあるし、杖を借りれば、少し楽かも。

おまいりとお願い事をすませたら…。

周りの観光施設にも寄り道しませんか?

*琴平海洋博物館(海の科学館)

確かに……こんぴらさんは、古くから海の神様・海運祈願でも有名な神社。

って関連付ければ、理に叶ってる!(のか?)

琴平海洋博物館(海の科学館)は、こちらでーす。

開館時間 9:00~17:00(入館は16:30までに)

電話番号 0877-73-3748

一応、年中無休とのことだけど、日にち的に不安な時は、確認してから行ってみてね。

せっかく遠方から行ったのに、今日に限ってメンテナンスなんかで、臨時休業…なんてことも、旅行あるあるだから。

 

海と船・海事(海に関する事柄、もしくは海上で発生する事柄)に興味を持ってもらえるように、見て・触れて楽しく学び、理解するための博物館…だそうです。

では、入ってみましょ。

中に入れば、江戸時代にタイムスリップしたような…。

こんぴら丸が出迎えてくれます。

♪こんぴら船々 追手に帆かけて~~

 

二階は、企画展示室。

例えば、今は(2018年3月)、オーロラや宇宙の写真パネル展を開催してるみたい。

過去の展示を遡ると、絵画コンテスト(コンクール)や、船の模型工作展、同じく宇宙に関するもの…と、これもその時その時で楽しめそう。

三階では、写真のような洞窟ギャラリーや、深海シアター・船舶用機器やら救命用具の展示がされてます。

この洞窟の壁、触ってみた~い!

四階では、飛龍丸や咸臨丸・日本丸なんかの模型の展示。

操船シュミレーター、西洋軍艦についての解説なんかもあります。

五階は、映像&サウンドシアター。

たくさんの画面で、面白いものが見られそうですね。

屋上には、動くブリッジ(操舵室)・ラジコン船コーナー。

 

見学だけじゃなく実際に動かしたりできるのっていいなぁ……。

そして、建物内だけじゃないの。

屋外にも、捕鯨銃や、いろんなエンジン・プロペラなんかが見られるんです。

 

他にも、常設特別展示として、

一階展示室→日本海軍最後の戦艦「大和」の図面(1/200)。

四階展示室→徳川幕府のオランダ通訳、本木庄左衛門作成、のちに坂本龍馬、さらに伊予の武田斐三郎の手に渡ったと伝えられる「西洋軍艦構造分解図説」。

五階展示室→明治の挿絵画家・飯塚羚児の絵画や版画。

などなど。

 

博物館の館長さんが、ここの楽しみ方を、ホームページでお話しています。

エントランスをくぐって、江戸時代の船着き場。ここから時空を超えた旅のスタート。

まずは五階から…二階へと順にたどって下さい…と。

 

当たり前のようにある海。

その海に関する様々な事柄であったり、古くに時代を遡っての船、戦争中の戦艦、船として航行する以上は必ず備えておかなくてはならない救命用具や機器……。

「海の科学館」は、楽しみながら大切な勉強もできる、そんな博物館じゃないかな~と思います。

子どもさんの自由研究や、もちろん大人も…機会があったら足を運んでみてね!

 

**便利なお買い物は、こんぴらさんの前でもあとでも…**

そうだ、こんぴらさんにおまいりに行かなくちゃ!!

いやいや、強制されてるわけじゃないんだけど、そろそろ行きたくなってきたので……。

 

 

金刀比羅宮は、“こんぴらさん”の愛称で親しまれている、香川県の琴平、象頭山の中腹に鎮座している神社。

今もむかしも、全国から多くの参拝者で賑わいます。

なぜなら、五穀豊穣・病気治癒・海上安全・商売繁盛……など多岐にわたってのご利益があるとされてるからなんですね~。

そうそう、こんぴらさんに行った方はもちろん、写真なんかで見かけた時、気づきません?

黄 色(*^-^*)

黄色は、こんぴらさんのシンボルカラーで、稲や麦の色を表してるそうですよ。

名物の長い階段は、

御本宮までが、785段!

絶景眺めて、深呼吸。

水分補給しつつ、大門横で買ってきた“加美代飴”でもなめてひと息ついたら、

さらに進んで、厳魂(いづたま)神社(奥社)まで。

階段は合計、1368段!!

お疲れ様でした…と言いたいとこだけど、これ帰りもあるからね……帰路も気をつけて~。

 

さて…

唐突だけど、私は、旅行先で、そこのスーパーや、ショッピングセンターなんかに行くのがとても好き。

例えば、昨今どこにでもありそうな、イオン系だったり、セブン系だったり。

でも、扱ってる品物や、入ってるお店は特徴があって、結構面白いから。

大きめのショッピングセンター、実は、“こんぴらさん周辺”って限定しちゃうと、ちょっと難しい。

なので、少し足を伸ばしてお店をいくつかご紹介~。

 

*イオンモール綾川

〒761-2304 香川県綾歌郡綾川町萱原822-1

電話番号 087-876-8100(代表・お客様専用)

営業時間

イオンモール専門店街→店舗により異なる。

イオン→9:00~22:00(1F食品は7:00~22:00)。

こちらは、ことでん綾川駅からすぐの、イオンショッピングセンター。

モールの方には、たくさんの店舗に加えて、電気屋さん・スポーツ専門店、シネマも。

 

*ゆめタウン丸亀

〒763-0055 香川県丸亀市新田町150

電話番号 0877-21-0123

営業時間 9:30~22:00(専門店 10:00~21:00←店舗により異なる)。

ここはですね~、今回のお店の中で一番私が利用しているところです。

母方の祖父母宅が、ここから近い。

なので、どこへ出かけても…お墓参りに行っても、札所巡りしても、おうどん食べに行っても……。

何か買い忘れた食品・お土産・思ったより寒かったから上着をもう一枚…なんて時は、最終的にこちらに寄る家族は、私んち(笑)。

私は車でしか行ったことないんだけど、このあたりを回ってる循環バス(丸亀コミュニティバス)が便利。

 

*ゆめタウン三豊

〒769-1506 香川県三豊市豊中町本山甲22

電話番号 0875-62-6600

営業時間 9:30~22:00(専門店 10:00~21:00←店舗により異なる)。

予讃線の本山駅が、最寄駅ではあるんだけど、近くはないですね~。

車で行くのでなければ、100円で乗れる“三豊市コミュニティバス”が便利かも。

たくさんの専門店、電気屋さんに、ここはニトリがくっついてるんです。

こちらのゆめタウンのほうは、父方の祖父母のお墓参りの帰りに利用することが多いかな。

車移動の範囲で言えば、70番札所本山寺さんが近くにあります。

 

*フジグラン丸亀

〒763-0092 香川県丸亀市川西町南1280番地1

電話番号 0877-57-2411

営業時間

食品館→9:00~22:00。

専門館→9:00~21:00。

こちらは、土器川の近く。

そして、フジグランそのものというより、敷地(?)と言うのか……が広く作られていて、薬局やファミレスのガストなんかが、併設(って言っとこう)されてます。

大きいホームセンターや金融機関も一緒にあるから、オールマイティですよね。

 

*スーパーセンタープラント善通寺

〒765-0031 香川県善通寺市金蔵寺町川添1903番地

電話番号 0877-63-8710

営業時間 9:00~22:00。

こちらは、お店でありながら、なんだかコミュニティセンター的な感じもする……。

不思議な…と言うか、より“地域密着”な感じ。

ワンフロアで食品から衣料品、美容院や無料の休憩所。

イオンモールのような大規模ではないけれど、ある程度のお買い物はここで間に合う“助かるお店”。

 

*丸亀VASALA

こちらは、

「丸亀で住みやすく、暮らしやすい…

暮らしに必要な快適性・楽しさ・癒し・アクティビティ…すべてを兼ね備えた“メガパワーセンター”…」

という理念の、もう街ですね。商業街。

あ、こういうのをショッピングセンターって言うのか(笑)。

各店舗、連絡先・営業時間等違うので、必要に応じて調べましょう!

実は、ここ、何度か車で前を通って気になってたんだけど、タイミングが悪くてまだ行けてない( ノД`)シクシク…

次回、祖父母宅に行ったときは、ぜーったいに連れてって貰おう。

 

 

と駆け足ではありましたが(笑)。

他にも、大きくてたくさんの店舗が入った、楽しいショッピングセンターがいくつもあるから、

「旅行先で日常の買い物なんて…」

とか固定観念は捨てて、遊びに行ってみてね♪

 

**こんぴらさんから近めのコンビニ(スーパー)、探してみよう~**

コンビニって、どこもおんなじようだけど、違うよね。

その土地その土地で、味の違うお菓子だったり、お土産があったり……。

こんぴらさんの近くのコンビニは、どんな感じなんだろうね?

 

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町にある、象頭山の中腹にある神社で、こんぴらさんの愛称で親しまれています。

全国にある、金刀比羅神社・琴平神社あるいは金毘羅神社の総本宮でもあるんです。

こんぴらさんと言えば階段!

スタートからひとつめのゴール、御本宮までが785段。

最終ゴール、厳魂(いづたま)神社(奥社)まで合計1368段。

 

階段ばかりがクローズアップされるけど、プラス歩くんだからね!!

決して楽じゃないおまいり…。

それでも、むかしむかしから現代まで、たくさんの人たちがここへ来るのは、

五穀豊穣・商売繁盛・縁結び・航海の安全…とご利益の幅が広いからでしょうか。

一度おまいりしたら、わかるけれど、それだけじゃなく、自然の山々を吹き抜ける風や、空気感にも癒される。

だから、日本全国、神社仏閣は数あれど、また行きたくなるんだろうなぁ。

 

 

いまや、行く先々で利用するコンビニ。

こんぴらさん近辺だと……。

*簡易的だけど地図なんぞ…

 

1:セブンイレブンこんぴら店

〒766-0001  香川県仲多度郡琴平町字川西696

電話番号 0877-75-3274

こちらは、24時間営業。

代表的なお土産のひとつ、しょうゆ豆のにしきや本店に隣接。

道路を挟んで、琴参閣があります。

近くには、郵便局(琴平局)も。

 

2:Yショップ琴平表参道前店

〒766-0000 香川県仲多度郡琴平町725

電話番号 0877-73-0240

Yショップとは、山崎製パン系列の契約コンビニ。

こちらは…もとは何屋さんだったんだろうね~。

お酒屋さん・食料品屋さん・パン屋さん……。

ことでん琴平駅が、約7分。

ホテル桜の抄が近いようですね。

 

3:セブンイレブンKiosk琴平駅前店

〒766-0004 香川県仲多度郡琴平町榎井864

電話番号 0877-75-3386

ここは24時間営業じゃありません。

JR琴平駅隣接で、コンビニ商品だけじゃなくて、ちょっとしたお土産コーナーもあるのが嬉しい。

ことでん琴平駅とは、約5分の距離。

 

4:ファミリーマート善通寺大麻町店

〒765-0052 香川県善通寺市大麻町字馬場下391-1

電話番号 0877-56-4875

24時間営業。

駐車場有。

319号線沿いにあって、香川では有名なファミレスジョイフル、同じくお土産に有名なお菓子、灸まんのおうどん屋さん、美術館が近くにあります。

私…たしか、灸まんうどんでお昼食べて、このファミマで飲み物買って車でまんのう公園行ったなぁ。

 

5:ローソンまんのう町買田店

〒769-0031 香川県仲多度郡まんのう町買田中手533-1

電話番号 0877-73-5884

24時間営業。

駐車場15台(最新情報は皆さんでお願いしますね)。

32号線沿い、買田東の交叉点すぐです。

近くには、西村ジョイ琴平店があります。

 

6:ローソン琴平町榎井店

〒766-0004 香川県仲多度郡琴平町榎井字中之町706-5

電話番号 0877-73-3070

24時間営業。

駐車場12台(最新情報は皆さんでお願いしますね)。

JR琴平駅とは約13分、ことでん琴平駅とは約14分のお散歩距離。

319号線、榎井交叉点すぐ。

近くには、琴平パークホテル、郵便局(榎井局)、マルナカ琴平店があります。

ここはですね~、まったくもって申し訳ないのだけど、私はマルナカに行く!!!

マルナカって四国だけなのかな?

他県の私も、夏休みに帰省すると、食料品のお買い物はマルナカか、マルヨシ(そういえば、マルヨシって見なくなったけど、無くなったのかしら?)。

今となっては、充実したお土産コーナー、飲み物や食べ物…その他生活用品に至るまで……。

コンビニ価格よりお安いし、やっぱり品数も多い。

讃岐うどんなんて、自分ち用に箱買いしても、リーズナブル!

……と、マルナカ愛を語ってしまいましたが、ローソンにも行ってね(笑)

 

 

と言うことで、

こんぴらさんを緩めの軸にして、6つほどあげてみました~。

もう少し範囲を広げると、まだまだこの付近はコンビニがあります。

少し調べて書いてみたけど、詳しい情報等は、確認して貰えるとありがたいです。

 

先にも書いたけど、その土地その土地の限定品だけじゃなく、それぞれのコンビニ各社も“ならでは”の商品を出してるから、比べて楽しむのも面白いかも…。

 

**こんぴらさん、ふたつの琴平駅はそれぞれ趣があるんです**

こんぴらさんには、どうやって行く?

車?

電車?

もし、車だったら、駅もなかなかいいから、記念写真だけでも撮ろう~。

 

まずは~、こんぴらさんよね!

 

金刀比羅宮は、四国は香川県、琴平の象頭山の中腹に鎮座する神社。

門前町のあたり……いやいや、街全体が、何といったらいいのか……。

私には、神様がいらっしゃるような空気を感じます。

こんぴらさんの階段、と言えばもう名物。

最初のゴール、御本宮までが、785段。

更に最終ゴールともいうべき、厳魂(いづたま)神社(奥社)までの合計は、1368段!!

 

楽ではない道のりだけど、商売繁盛・五穀豊穣・海運祈願・縁結び等々、たーくさんのご利益があると言われるここには、昔から今に至るまで、“こんぴらさんまいり”をしに、人々が足を運ぶ…。

一度行けたらしあわせ、行けるものならまた行きたい……そんな気持ちにさせてくれるから不思議。

真夏の時期を除けば、森林浴をしながら、道々の資料館や石碑やらに目を向け、楽しみながらおまいり。

春のこんぴら歌舞伎の時期も、秋のお祭りの時も…。

四季折々の楽しみがあるなぁって思います。

経験者として正直、真夏はおススメしません…と言っても、夏休みとか行っちゃうよね~。

そんなときは十分な休憩と水分補給を……。

 

 

で、今回の主役は、駅。

“琴平”って駅はふたつ。

*JR土讃線 琴平駅

可愛いですよね~。スイスっぽい(あくまでも私の感想)。

なのに駅前に立派な石灯篭があって、和洋折衷??

でも違和感はないんですよねぇ…。

 

多分、本州・他県から“往復割引切符”だとか、つなぎで購入すると、きっとこのJRの琴平駅を利用するんじゃないかな。

*駅構内図

高松・多度津方面は、平均1時間に3本、阿波池田・高知方面は1本ないし2本あります。

(ダイヤ改正等あると思うんで、各自調べてね)

コインロッカーがあるから、またこの駅を帰りも利用するなら、荷物を預けて身軽にこんぴらさんまいりも。

ここは、駅レンタカーもあります(要予約)。

お手洗いは、多機能トイレもあって、ありがたいですよね。

駅併設のセブンイレブンは、コンビニ商品だけじゃなくてお土産も置いてくれてるから、便利。

 

JR琴平駅から、こんぴらさんの門前町あたりまで、ゆっくりと歩くと10分~15分。

観光地ならではの標識もちゃんとあるから、大丈夫!

もし、登る前に歩くのはなぁ…とか、足腰に自信がない方は、駅前のタクシーを利用するのもいいかもしれないですね。

 

*ことでん 琴平駅

先に紹介した、JR琴平駅から、こんぴらさんへの途中に、ことでん琴平駅があります。

こちらはまた、沖縄風(またまた私の感想)というか…和な感じ。

先のスイス風(笑)と比較しても楽しい。

 

高松築港駅を起点に、ここ琴平が終点。

コインロッカーがあり、多機能トイレも完備されてます。

JR琴平駅からは、約200メートルなんで、帰りはことでん乗っちゃおかなぁ…なんて時は、荷物をこちらのロッカーに預けるのも一考。

 

あ、ことでんのキャラクターって知ってる?

青いのが、ことちゃん。

隣はお嫁さんの、ことみちゃん。

可愛いお子もできて(ことのちゃん)

仲良し三人(三匹?(笑))、皆さんのお越しをお待ちしてまーす(*´艸`*)

グッズもあるよ~。

ことでんの楽しさは、車輌にもあります。

こんなレトロな電車が、期間限定で走ったり、普段の車輌も結構レトロ感あるの。

ことでんのホームページを見ると、レトロ電車特別運行の予定なんかも載ってます。

記念切符もあったりで、これいいなぁ(#^.^#)

私、次回乗りたい!!!

電車の時刻は、結構な本数あるけど、行き先が途中までだったりするんで、乗り継ぎ等、事前に調べたほうがいいですね~。

一日フリー切符もあります。

で・す・が~~~

 

どっちの駅も、良さがあって、利用してみたくなるでしょ。

そんな時は…

“ことでん・JRくるり~んきっぷ”

せっかく電車の旅を楽しむのに、どっちかなんてもったいない!

これなら、どちらも楽しめちゃうありがたい切符。

 

こんぴらさんにおまいりするだけじゃなくて、JRもことでんも上手に利用して、途中のおうどん屋さん、お土産屋さん、札所、観光名所などなどなーど……

まる一日楽しむ計画にしちゃいましょ。